朝起きて、鏡をみると顔にニキビができていると、なんだか今から始まる1日が憂鬱だと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
そして、ニキビはたった1つできたとしても、その1つがなかなか治りづらいのが現状です。
今回は、そんなニキビの原因や種類、治し方や予防方法について紹介していきます。
ニキビとは?
ニキビと聞くと、思春期の子供たちがなるものと思いがちですが、実はこのニキビは尋常性ざ瘡という皮膚の病気になります。
この尋常性ざ瘡は、慢性的に皮脂腺に炎症が起きている状態のことを指します。
したがって、ニキビは思春期の子供たちだけがなるものではなく、大人に対しても大人ニキビといわれているニキビができることがあります。
ニキビの原因は?
ニキビの原因は、余分な皮脂が毛穴の入口を塞いでしまうことにより角質が増えるため、必然的にこの皮脂が角質に邪魔されて排出できない状態になり毛穴がつまってしまうことがあげられます。
つまり、ニキビは余分な皮脂によってできやすくなってしまいます。
それでは、このニキビをできやすくさせている余分な皮脂は、一体どこから発生しているのかについて詳しく見ていきましょう。
ストレス
疲労や睡眠不足、緊張によって皮脂の分泌が増えてきます。
成長ホルモン
思春期の成長ホルモンによって、皮脂の分泌が増えてきます。
黄体ホルモン
生理前の黄体ホルモンによって、皮脂の分泌が増えてきます。
男性ホルモン
ストレスにより男性ホルモンが増えることによって、皮脂の分泌が増えてきます。
ニキビの種類は?
ニキビには、5つの種類があります。この5つのニキビの種類には、それぞれに特徴があります。
したがって、ニキビを治すにあたり、まず自分にできているニキビがどの種類のニキビなのかということを認識しておく必要があります。
それでは、この5つのニキビの種類について詳しく見ていきましょう。
白ニキビ
白ニキビは、毛穴に皮脂がたまってしまうことで毛孔が開放されずに、白くポツンとできているニキビのことを指します。
黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビの症状からさらに進んだもので、毛穴に溜まった皮脂により毛孔が開放されて、毛穴に溜まった皮脂が肌の表面上に出てきます。
そして、この皮脂が酸化することで皮脂の先端が黒く変色してしまったニキビのことを指します。
赤ニキビ
赤ニキビは、赤色丘疹とも呼ばれています。
この赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビの症状がさらに進んだもので、炎症を起こしてしまったニキビのことを指します。
黄ニキビ
黄ニキビとは、膿疱とも呼ばれています。
この黄ニキビは、赤ニキビからさらに症状が進んだもので、炎症から膿をもった状態になっているニキビのことを指します。
紫ニキビ
紫ニキビは、嚢腫とも呼ばれています。
この紫ニキビは、ニキビの中でも特に症状が進行した状態のものであり、その症状はニキビそのものだけでなく毛穴のまわりも炎症を起こしてしまっているニキビのことを指します。