グルテンフリーダイエットのやり方は?
グルテンフリーダイエットを正しく行う為のポイントをご紹介します。
小麦粉の含まれる食品を食べないこと
小麦粉が主原料となるパンや麺類以外にも、膨らませたりとろみを付けたりする目的で使用されている場合もあるので注意が必要です。
適度に炭水化物も食べること
米や芋類など、グルテンの含まれない炭水化物は適度に摂取しましょう。
炭水化物不足は血糖値を異常にせ、イライラやホルモンバランスの乱れにつながります。
良質のたんぱく質は積極的に摂取すること
たんぱく質には血糖値の上昇を緩やかにする効果や女性ホルモン分泌を促す効果があります。
特に女性は積極的に摂取してくださいね。
基本的に和食を心がけること
和食には基本的にグルテンは含まれていません。
お米と汁物や煮物、焼き魚などの和食を取り入れるとグルテンを避けた食生活を送ることができます。
以上のポイントを押さえて、まずは3週間実践してみてくださいね。
グルテンを含む主な食材とは?
グルテンは私たちが日ごろ口にする様々なものに含まれています。
グルテンフリーを実践するにあたって、グルテンの含まれる食材をご紹介します。
まず主食では、パン、パスタ、マカロニ、ラザニア、マフィン、ベーグル、ピザ、キッシュ、スコーン、雑穀米、うどん、ラーメン、ワンタン、焼きそば、そうめん、おこのみ焼き、チジミなどです。
ワンタンや雑穀米などにもグルテンが含まれているので注意が必要です。
甘いものでは、クッキー、ケーキ、タルト、パイ、キャラメル、たい焼き、どら焼き、まんじゅう、かりんとう、あんまんなどです。
洋菓子だけでなく、和菓子にもグルテンを含むものがあります。
その他のわかりにくいものでは、シュウマイ、春巻き、コロッケ、とんかつ、唐揚げ、てんぷら、ハンバーグ、カレー、シチュー、麩などがあります。
ハンバーグやカレーなどつなぎとしてやとろみ付けのために小麦粉が使用されている場合があるので注意が必要です。
グルテンフリーのおすすめメニューをご紹介
グルテンフリーをすると食べてはいけないものが多く、なにも食べられないと思いがちですが、実はOK食材もたくさんあります。
主食となるものでは、ごはん、丼、ピラフ、リゾット、餅、十割そば、フォー、ビーフン、タコス、なども食べることができます。
また、フルーツ、ナッツ、キャンディー、ゼリー、プリン、チョコ、アイス、ポテトチップス、おかき、大福、団子、羊羹、わらび餅、杏仁豆腐、ヨーグルトなどの甘いものもOK食材です。
糖質制限ダイエットではNGな、糖質が高い芋類や根菜、卵、豆、乳製品なども食べることができます。
小麦を含む食品を避けるだけなので、外食の機会があっても何も食べられないというのは避けられそうですね。
グルテンフリーダイエットで得られる効果とは
グルテンフリーダイエットはダイエットという言葉から痩せるためだけのものととらえる方が多いのではないでしょうか。
ここでのダイエットは「食事方法」も意味しています。
つまり、グルテンを摂らない食事方法のことです。
ではグルテンフリーダイエットを行うと痩せること以外にはどのような効果が期待できるのでしょうか。
グルテンフリーを実践することで、長年悩まされていた頭痛やめまい、不眠、生理痛などの身体の不調が改善されたという方が多いようです。
もちろん、新たな食事療法を取り入れることで、体重や体脂肪の減少に効果が出た方も多くいます。
しかしそれだけではなく、当たり前だと感じている身体の気怠さなど不調もグルテンフリーダイエットを行うことで解消するかもしれません。
医学的には証明されていないことも多いグルテンフリーダイエットですが、実践している方々の経験談を聞くと、体重などの変化だけでなく日ごろから感じている体の不調がいつの間にか軽くなり、より快適に生活できるようになったという方がほとんどです。
何となく元気がでなかったり不調を感じていたりする方は、まずは3週間のグルテンフリーダイエットを試してみてはいかがでしょうか。
これなら続けてみようと思える、自分らしくはつらつと過ごすマイルールが見えてくるかもしれません。