普段何気なく使っている化粧水、口コミや評判はチェックするけれど
成分表までチェックしていない…という人も多いのではないでしょうか。
肌に直接つける化粧水こそ入っている成分には特に気をつけたいですよね!
今回はBGやDPGをはじめ、化粧水に含まれている成分について調べてみました。
化粧水のほとんどは「水」
精製水
多くの場合は「水」と表記されます。
その中身は常水からミネラルや塩素を除去した「精製水」と呼ばれるものです。
いわゆる水にこだわった化粧水というのはこの水が山の天然水などの厳選水だったりします。
ベースの成分
グリセリン
多くの化粧水に配合されているグリセリンは安全性や保湿効果が高い成分です。
ヤシ油やパーム油などを使用した植物成分のグリセリンがほとんどですが、
製品によって種類や品質、濃度が異なります。
どんなグリセリンが使用されているか気になるところですが、
成分表示では
「グリセリン」としか記載されないため、詳細については知ることができません。
一般的に製品の金額が高級になるほど純度の高いグリセリンが使われる傾向によりますが、
その基準は会社によって異なります。
BG
別名「ブチレングリコール」です。
水を磁石のように引き寄せる性質を持つ保湿剤です。
防腐剤としての効果も持っており、化粧水の中で菌が繁殖するのを抑えてくれます。
PG・DPG
PGは「1,2-プロパンジオール」とも呼ばれており、
「旧表示指定成分」の1つです。
以前は保湿剤として化粧水にも使用されていましたが、皮膚刺激のが強いため、現在ではDPG
敏感肌やインナードライ肌、乾燥肌の方は避けた方がよい成分の1つです。
選ぼうとする化粧水の全成分表示に、PGがあるかどうかは必ずチェックしましょう。
またDPGはPGをつくる際に副産物として生まれる保湿成分です。
サッパリした使用感が特徴で、化粧水の伸びをよくするために使われます。
また、ビタミンC誘導体を溶かしやすくする働きも持っています。
PGより皮膚刺激が低いですが、刺激性はあるので必ず確認しましょう。
エタノール
化粧水の成分表示に書かれている「アルコール」も「エタノール」のことを指します。
エタノールは揮発性・抗菌作用がありますが、刺激を感じやすい成分なので
敏感肌や乾燥肌の方は避けた方がよい成分と言えるでしょう。