紫外線に悪い食べ物
「ソラレン」を含む食材
レモンやオレンジなどの柑橘類、きゅうりやセロリなどの野菜にはソラレンが含まれています。
このソラレンは日光に反応することで炎症などの皮膚トラブルを引き起こす光毒性物質です。
また紫外線を吸収しやすくするため、ソラレンの含まれる食べ物を食べると日焼けしやすくなってしまいます。
せっかく日焼け止めなどで万全に対策していてもこれでは意味がありませんね。
アルコール類
アルコールそのものが日焼けを促進させることはありませんが、
アルコールの血管拡張作用によって日焼けによる炎症などの肌トラブルを悪化させてしまう危険性があります。
紫外線を浴びると肌の中でプロスタグランジンという物質が作られます。
このプロスタグランジンは血管を広げ、血液量を増やすことで肌を赤くしたり痛みを生んだりします。
アルコールの血管拡張作用がこのプロスタグランジンの作用を手助けしてしまうのです。
また、アルコールには利尿作用があるため身体の水分が失われ乾燥しやすくなります。
肌トラブル以外にも体調不良の原因にもなりますので注意しましょう。
日焼け防止に重要な栄養素は「夜」食べる
一般的に食事を摂った栄養が肌の細胞にたどり着くまで最低でも6時間以上かかるといわれています。
今回ご紹介した食べ物も同様で、食べてすぐに紫外線対策としての効果が出るわけではありません。
朝から紫外線対策を狙うのであれば、どの食材も夜に摂取するようにしましょう。